平成30年6月29日(金)に、韓国の亞洲大学校がひびきのキャンパスへ視察にやって来ました。亞洲大学校はソウル近郊の水原市にある総合大学で、今回視察に訪れたのは工学系の学科の学生30名です。
機械システム工学科の趙 昌熙 准教授が、学研都市やひびきのキャンパスの説明、施設案内をしました。計測・分析センターや加工センターの見学の際には、学生たちは興味深そうに機器の写真を撮っていました。
午前中に降っていた雨も午後の視察の時間には上がり、一安心でした。
この他にも、ひびきのキャンパスでは毎年このシーズンになると、海外の大学から多くの学生が、環境の先進事例や技術を学ぶために視察や研修に訪れています。その一部をご紹介します。


◆(5月)大学間協定校のタコマコミュニティカレッジ(米国)からの研修プログラムメンバーが訪問。資源循環の研修として、学研都市の環境エネルギーセンター等を見学しました。


◆(5月)今年初回の「さくらサイエンスプラン(*)」により招待された中国からの学生研修団。「北九州環境未来都市におけるスマートシティ学習プログラム」として10日間の科学技術研修が行われました。


◆(6月)同じく「さくらサイエンスプラン」により11名の学生が中国から10日間来日。「都市防災における既存建物の耐震改善の学習」をテーマに、熊本地域の震災復興の状況も視察しました。




◆(6月)建築デザイン学科が開催した「国際バンブーデザインワークショップ」にはタイやフランスから学生が参加。同時期に、今年3回目の「さくらサイエンスプラン」(テーマは「水素及びゼロカーボン技術による分散型地域エネルギーマネジメントシステムの共同研究」)が実施され、合同で歓迎式を行いました。
7月15日(日)と16日(月)に開催されるオープンキャンパスでは、ぜひ国際的な雰囲気を体験してみてくださいね!
*「さくらサイエンスプラン」について
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)がスポンサーとなり、北九州市立大学が企画実施する「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」によるプログラムです。毎年、アジア諸国から多くの学生が研修に参加しています。
☞ 昨年度の実施分から、二つのプログラムについて交流の様子を紹介します。(JSTさくらサイエンスプランのHPより)
■エネルギー循環化学科の安井教授の企画による交流プログラム(ベトナム)
■建築デザイン学科の高(ガオ)教授の企画による交流プログラム(中国)