梅雨の晴れ間となった6月10日(水)、KF-works が試走見学会を開催しました
KF-works とは、北九州市立大学ひびきのキャンパスを活動の拠点とする学生フォーミュラプロジェクトの
ことです。
2006年に発足したKF-worksは、毎年9月に静岡で行われる「全日本 学生フォーミュラ大会」に向けて、
「創造のままに」というチーム理念"Stay Creative"をもとに日々活動を行っています。
昨年の第12回大会では、残念ながら、動的審査に出場することができず悔しい思いをしましたが、2014年10月
に新体制に移行し、前回大会での悔しい思いを晴らすべく活動に打ち込み、この度、"新年度試作車両"が走行
できる状態になったため、
試走見学会を開催することになりました

エンジンがかかった瞬間は本番レースに似た緊張感、迫力感が走行エリア全体を包み、関係者や見学者が見守る
中、無事に走行することができました
走行を終えた学生フォーミュラプロジェクトリーダーの機械システム工学科3年 赤松高志さんに、
インタビューしました
新型モデルの特徴を教えてください。
今年度のマシンではエキゾーストを自作しエンジン出力の向上を図りました。
また、バレルスロットルを採用し、吸気抵抗の低減をすることができました。昨年度のSタイヤからスリッ
クタイヤに変更したことによりコーナリング性能の向上を図りました。
今回、苦労したことはなんですか。
弊チームではまだ経験が浅いので、初めて直面する問題の解決に苦労しました。
大学の教授、技官の方や先輩方の力を借りてチーム全員で解決にあたるなどの工夫をしました。
大会への意気込みをお聞かせください。
今年度の全日本学生フォーミュラ大会では昨年度達成できなかった動的審査への出場を目標に日々精進して
おります。大会へ向けて確実なクルマづくりを行っていきたいと思います。

設計から製作まで、すべて自分たちの手で行うため、悪戦苦闘の日々のようですが、大会での全種目走覇と
いう目標に向けてチーム一丸となっている様子は頼もしさを感じました
ぜひ、大会まで頑張ってほしいものです
みなさま、「学生フォーミュラプロジェクト KF-works」の活躍にご期待ください。
また、7月19日(日)・20日(月・祝)の夏季オープンキャンパスでは、「レーシングカーの作り方」という
イベントが開催されます。設計から製作まで、すべて学生自身で手掛けた小型レーシングカーについて紹介
します
エンジンの動作チェックも行う予定ですので、刺激的なサウンドを体験しに来てください
KF-worksについてはこちら。