さて早速ですが、今回は、先月このコーナーで紹介しました「宇宙ロボット研究会」(代表:山本郁夫
教授)の続報をお届けします。(⇒前回の記事はこちら)
第4回となるこの会議には、前回の出席者に加え、和歌山大学宇宙教育研究所の所長である秋山先生
や、NHKのロボコン担当者、また山本研究室に熱意を持って飛び込んだ学部1年生4人など約20名
が参加し、より具体的なスケジュールや関係機関の連携、資金、デモ機の材料などについて話し合い
ました。
ちなみに秋山先生は、あの「はやぶさ」プロジェクトのメンバーでもあり、宇宙に関する様々な研究や
プロジェクトを手掛けてきた、宇宙のスペシャリストです
スケジュールの概要は、
①山本研究室で宇宙ロボットのデモ機を作成。
②来年「きぼう」に滞在予定の星出宇宙飛行士がそのロボットを持ち込み、宇宙でデモを行う。
③デモの結果を受けて北九州市で地上選考会(仮称:宇宙ロボコン)を行う。
④選ばれたロボットを再来年「きぼう」に滞在予定の若田宇宙飛行士に託し、宇宙で実演を行う。
というものです。夢のような話ですが、どんどん実現に近づいていることを感じます。
そして今回、「宇宙ロボット製作分科会」と「宇宙ロボコン企画分科会」を立ち上げ、
前者は山本教授を会長に宇宙ロボットデモ機製作を担当、後者は秋山先生を会長に地上選考会の企画を
担当することになりました。
「ひびきの通信」では引き続き「宇宙ロボット研究会」をレポートしていきますので、今後の展開に
ご期待ください
(多くの参加者の方々) (プレゼンを行う秋山先生)