こんにちは
突然ですが、「きぼう」日本実験棟をご存じですか?「きぼう」は国際宇宙ステーションに建設された
日本初の有人実験施設で、さまざまな実験・研究等に活用されています。この「きぼう」のさらなる
活用のため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「きぼう利用フォーラム」を開設し、広くアイデアを
募っています。
このたび本学部の山本郁夫教授が立ち上げた「宇宙ロボット研究会」が「きぼう利用フォーラム」の
研究会としてJAXAより認可登録を受けましたので、この取り組みについてご紹介します。
「宇宙ロボット研究会」の発足は、山本教授が一つの「きぼう利用」の提案をしたことに始まりま
した。その提案というのは、「きぼう」内で動かす「宇宙ロボット」を地上コンテストで選出し宇宙
に送るというもので、このコンテストは北九州市で大々的に行い、教育の向上と地域の活性化を目指し
ます。
この提案を実現させるための中心的な役割を担うのが「宇宙ロボット研究会」です。
6月10日(金)には3回目の会議が本学ひびきのキャンパスで開催され、山本研究室をはじめ、
JAXA、北九州市、九工大、関係企業の担当者が出席しました。今回は、JAXAより、宇宙に持ち込める
ロボットの性能等の具体的な話と、山本研究室で検討している宇宙ロボットの説明もあり、この壮大な
企画が実現に向けて確実に進んでいることを実感しました。
今後の展開にご期待ください