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2018年12月11日

【プレスリリース】李 丞祐 教授(エネルギー循環化学科)が記者会見で、唾液から検出した匂い成分による口腔癌診断技術を発明したことを発表しました。

エネルギー循環化学科の李 丞祐 教授の研究グループが、 唾液から検出した匂い成分による口腔癌診断技術を発明し、平成30年12月10日に記者会見をしました。

 

 唾液から「癌の匂い」が明らかに!
匂いによる新しい口腔癌診断技術の確立

 北九州市立大学国際環境工学部の李 丞祐 教授は、九州歯科大学(安細 敏弘 教授、茂山 博代 医員)との共同研究により、口腔癌に特異性を示す27種類の匂い成分を唾液から検出し、癌の進行に伴ってそれらの成分が「消失」、「増減」、「新生」といった3つのグループに分かれることを発見しました。この匂い成分のうち12成分の変動から簡便・迅速に口腔癌の有無が判断でき、最終的には口腔癌の非侵襲的診断及び早期発見に利用できる新しい診断技術を発明しました(特願2018-205844、平成30年10月31日:Journal of Chromatography B 1104, 49–58 (2019))。

 

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*この研究に関するお問い合わせ先
北九州市立大学 国際環境工学部エネルギー循環化学科 教授 李 丞祐
電話 093-695-3293
Eメール leesw[at]kitakyu-u.ac.jp
([at]を@に置き換えてください)