2013年10月02日
独立行政法人 国際協力機構(JICA)による、草の根技術協力事業(地域経済活性化特別枠)に、本研究所 上江洲 一也教授、原口 昭教授を含む実施団体が採択されました。
草の根技術協力事業は、国際協力の意思を持った日本のNGO、大学、地方自治体及び公益法人の団体による、開発途上国の地域住民を対象とした協力活動を、JICAが政府開発援助(ODA)の一環として、促進し助長することを目的に実施する事業です。
採択された、『インドネシア・バリクパパン市における泥炭・森林火災の消火技術普及モデル事業』は、水質への悪影響を引き起こす泥炭・森林火災を早急に消火するため、環境負荷の少ない新規天然系泡消火剤、延火防止剤等を用いた消防技術の普及をモデル地区(バリクパパン市)において行うもので、泥炭・森林火災の際に、有効な消火剤、消火資機材及び消火技術を普及することで、環境破壊を防止することが可能となります。
■事業名 インドネシア・バリクパパン市における泥炭・森林火災の消火技術普及モデル事業
■提案地方自治体 福岡県北九州市 ■対象国 インドネシア共和国
■事業実施団体 北九州市、(公財)北九州産業学術推進機構、北九州市立大学、シャボン玉石けん㈱、
㈱モリタホールディングス、㈱モリタ、NPO法人カーボンシンク
■実施期間 平成25年8月~平成28年3月
バリクパパン市地域開発計画局へ訪問 2013.9.9
(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)提供