ニュース&トピックス

2019年01月25日

 国際環境工学部 エネルギー循環化学科 天野 史章 准教授らの研究グループは、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業で、室温においてエネルギーの小さな可視光を利用してメタン(CH4)を一段階でエタン(C2H6)と水素(H2)に変換できる光電気化学反応プロセスを世界で初めて開発しました。豊富な天然資源であるメタンを材料とすることで、石油に頼らない新しいガス化学産業の創出が期待されます。

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2018年12月12日

 2019年1月18日(金)に開催される科学技術振興機構(JST)の「戦略的創造研究推進事業 新技術説明会 〜エネルギー・計測〜 」で、エネルギー循環化学科の天野 史章 准教授が講演します。


JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会 〜エネルギー・計測〜

【日時】2019年1月18日(金)  9:55〜15:25
【会場】JST東京本部別館1Fホール (東京都千代田区五番町7)
【主催】科学技術振興機構
【後援】特許庁、関東経済産業局
【参加費】無料

<天野准教授発表内容>
11:30〜11:55 室温にてメタンを水素とエタンに変換する可視光プロセス 【さきがけ】
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2018年12月11日

エネルギー循環化学科の李 丞祐 教授の研究グループが、 唾液から検出した匂い成分による口腔癌診断技術を発明し、平成30年12月10日に記者会見をしました。

 

 唾液から「癌の匂い」が明らかに!
匂いによる新しい口腔癌診断技術の確立

 北九州市立大学国際環境工学部の李 丞祐 教授は、九州歯科大学(安細 敏弘 教授、茂山 博代 医員)との共同研究により、口腔癌に特異性を示す27種類の匂い成分を唾液から検出し、癌の進行に伴ってそれらの成分が「消失」、「増減」、「新生」といった3つのグループに分かれることを発見しました。この匂い成分のうち12成分の変動から簡便・迅速に口腔癌の有無が判断でき、最終的には口腔癌の非侵襲的診断及び早期発見に利用できる新しい診断技術を発明しました(特願2018-205844、平成30年10月31日:Journal of Chromatography B 1104, 49–58 (2019))。

 

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*この研究に関するお問い合わせ先
北九州市立大学 国際環境工学部エネルギー循環化学科 教授 李 丞祐
電話 093-695-3293
Eメール leesw[at]kitakyu-u.ac.jp
([at]を@に置き換えてください)

2018年11月15日

 北九州学術研究都市で平成30年12月11日(火)〜12日(水)に 、北九州学術研究都市フォーラム「革新的生産性向上フォーラム」 が開催されます。

 

北九州学術研究都市フォーラム 「革新的生産性向上フォーラム」

日時:平成30年12月11日(火)〜12日(水)
場所:北九州学術研究都市 (北九州市若松区ひびきの)
主催:北九州学術研究都市フォーラム実行委員会
   [(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)、北九州市立大学、九州工業大学、早稲田大学、北九州商工会議所、北九州革新的価値創造研究会、北九州市]

 

 本学主催の研究交流会や本学教員の講演するセミナーなどは次のとおりです。 

 

 研究交流会 

enPiT-everiフューチャーセッション 〜新しい地域産業と教育ネットワークの未来〜

日時➢ 平成30年12月12日(水) 13:00〜15:00
会場➢ 会議場 メインホール
主催➢ 北九州市立大学
内容➢ enPiT-everi事業における地域産業の構造、生産性向上の投資性、社会人教育の費用対効果に関する課題に向けて、地域企業で働く社会人同士の新しい関係性を生み出すフューチャーセッションの様子を授業参観形式で聴講できます。
フューチャーセッション参加予定者:(株)戸畑ターレット工作所、情報系企業の経営者、北九州工業高等専門学校、北九州市立大学、北九州産業学術推進機構(FAIS) 他

 

 セミナー 

エネルギーマネジメント研究会の紹介

日時➢ 平成30年12月11日(火) 13:00〜15:00
会場➢ 産学連携センター 研修室
主催➢ エネルギーマネージメント研究会
内容➢ 本学教員の講演を含みます。
    「建築物のエネルギーマネジメント研究」 国際環境工学部 教授 白石 靖幸
    「街区レベルのエネルギーマネジメント研究」 経済学部 准教授 牛房 義明
    「政策融合によるマルチベネフィットの創出・評価研究」 国際環境工学部 教授 松本 亨

 

北九州におけるAI社会実装の取組例の紹介

日時➢ 平成30年12月11日(火) 15:30〜17:30
会場➢ 学術情報センター 遠隔講義室1
主催➢ ひびきのAI社会実装研究会
内容➢ 本学教員の講演を含みます。
    「AIの計算パワーが足りない!〜従来の3倍以上の高速化を目指すAIのインフラの研究」
    国際環境工学部 准教授 山崎 進

 

産業で利用されるゼオライト

日時➢ 平成30年12月12日(水) 10:30〜12:00
会場➢ 産学連携センター 研修室
主催➢ (公社)石油学会九州・沖縄支部
内容➢ 「ゼオライト分離膜の用途展開」
    三菱ケミカル株式会社黒崎研究所 無機系機能材料研究室 室長 上野 信彦 氏
    「石油精製触媒におけるゼオライトの適用」
    日揮触媒化成株式会社R&Dセンター 石油精製触媒研究所 FCC研究グループ 主査 三津井 知宏 氏

 

北九州環境ビジネス推進会 <産学双方向セミナー>

日時➢ 平成30年12月12日(水) 13:00〜15:00
会場➢ 産学連携センター 研修室
主催➢ 北九州環境ビジネス推進会
内容➢ 本学教員の講演を含みます。
    「インドネシアにおけるコミュニティベースの資源循環システムの動向と展望」
    国際環境工学部 教授 松本 亨

 

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2018年11月07日

本学 環境技術研究所の災害対策技術研究センターは、(独)国際協力機構(JICA) の草の根技術協力事業「ハイフォン市への組織連携訓練マネジメント手法導入による防災体制改善プロジェクト」を2018年8月から実施しています。

 
このプロジェクトの一環で、北九州市の姉妹都市であるベトナム・ハイフォン市の消防警察部と公安局から4名が来日し、2018年11月12日から11月20日に北九州市内で研修を行います。
 
この研修の実施内容についてはこちらでご覧いただけます。
(外部リンク:JICAのプレスリリース)
 
※災害対策技術研究センターのHPはこちら

2018年10月24日

 2018年11月27日(火)に開催される科学技術振興機構(JST)の「ライフイノベーション 新技術説明会」で、エネルギー循環化学科の李 丞祐 教授と情報メディア工学科の梶原 昭博 教授が講演します。


ライフイノベーション 新技術説明会

【日時】 2018年11月27日(火) 9:55〜14:55
【会場】 JST東京本部別館1Fホール (東京都千代田区五番町7)
【主催】 科学技術振興機構、鹿児島大学、宮崎大学、大分大学、琉球大学、山口大学、北九州市立大学、佐賀大学
【後援】 特許庁、関東経済産業局
【協力】 鹿屋体育大学、都城工業高等専門学校、鹿児島工業高等専門学校
【参加費】 無料(事前申込制)

<李教授発表内容>
10:00〜10:25 揮発性口腔癌バイオマーカー及び匂いによる口腔癌診断
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<梶原教授発表内容>
13:00〜13:25 呼吸監視用電波センサの研究開発
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2018年10月15日

 2018年10月19日(金)に開催される「KTC大学合同新技術説明会・技術相談会」で、機械システム工学科の村上 洋 准教授が講演します。この説明会は、「九州・山口ベンチャーマーケット2018」との共同開催です。

KTC大学合同新技術説明会・技術相談会

日時 2018年10月19日(金) 10:00〜12:50
会場 福岡国際会議場 会場1 (福岡市博多区石城町2-1)
定員 100名程度
参加費無料(事前申込制)

<村上准教授講演内容>
10:05〜10:25 ファブリ・ペロー方式プローブを用いた微細三次元形状測定システム

チラシはこちら
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2018年09月19日

 平成30年10月10日(水)~12日(木)に西日本総合展示場で「エコテクノ2018」と「エコ・ベンチャー・メッセ2018」が開催されます。エコテクノには、環境技術研究所とエネルギー循環化学科 天野研究室、エコ・ベンチャー・メッセには、エネルギー循環化学科 今井研究室が出展します。セミナーやプレゼンテーションも行います。

・環境技術研究所出展内容
 都市エネルギーマネジメント研究センターより、環境・エネルギー分野の技術開発と国際拠点化の取り組みを紹介

・天野研究室出展内容
 持続可能な社会の実現に資する新しい生産プロセスのための光電気化学反応プロセスについて紹介

・今井研究室出展内容
 個体触媒を用いた石油やバイオマスなどの炭素資源からのバイオ燃料や化学品の製造について紹介

 また、今回新たに企画された「学生プレゼンテーション」では、環境生命工学科4年の前田 桜我さん(松本研究室)が登場します。

 

『エコテクノ2018 ~地球環境ソリューション展/エネルギー先端技術展~』
『エコ・ベンチャー・メッセ2018』

会期:平成30年10月10日(水)~12日(金) 10:00~17:00
会場:西日本総合展示場 新館(北九州市小倉北区浅野3-8-1)
主催:福岡県、北九州市、(公財)北九州観光コンベンション協会
入場:無料(入場登録制)

<アカデミックセミナー>  エネルギープレゼンステージ
10/12(金) 10:35-10:55 「北九州市立大学におけるエネルギーマネジメント研究」
               環境技術研究所
               都市エネルギーマネジメント研究センター 松本 亨 センター長

      14:10-14:30 「革新的な光電気化学反応プロセスの開発」
               エネルギー循環化学科 天野 史章 准教授

<プレゼンテーション>  環境プレゼンステージ
10/12(金) 13:00-13:30 「ゼオライト触媒による様々な炭素資源からの化学品製造」
               エネルギー循環化学科 今井 裕之 准教授

<学生プレゼンテーション>  エネルギープレゼンステージ
10/10(水) 13:00-13:30 「“エコタウン2.0”の提案」
               環境生命工学科4年 前田 桜我さん

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2018年09月19日

エネルギー循環化学科の天野 史章 准教授の研究提案が、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の平成30年度新規研究
課題に採択されました。

 戦略目標:「持続可能な社会の実現に資する新たな生産プロセス構築のための革新的反応技術の創出」
 研究領域:「電子やイオン等の能動的制御と反応」
 研究総括: 関根 泰(早稲田大学 理工学術院 教授)

 研究者:天野 史章(北九州市立大学 国際環境工学部 准教授)
 研究課題名:「電解還元法による酸素酸化反応プロセスの構築」

 科学技術振興機構報 第1338号:http://www.jst.go.jp/pr/info/info1338/index.html
 さきがけホームページ:https://www.jst.go.jp/kisoken/presto/

 

2018年08月28日

〔2018年8月28日 プレスリリース〕
北九州市の防災組織連携訓練マネジメントシステムで 姉妹都市ベトナムハイフォン市の防災対応能力向上へ!

 国際環境工学部 環境生命工学科 加藤 尊秋 教授をプロジェクトマネージャーとするJICA草の根技術協力事業(草の根協力支援型)「ハイフォン市への組織連携訓練マネジメント手法導入による防災体制改善プロジェクト」がスタートします。

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