北九州市立大学環境技術研究所

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研究センター

Center

低炭素コンクリート技術研究センターResearch and Development Center for Low Carbon Concrete

発電由来燃焼灰改質ラボ装置
発電由来燃焼灰改質ラボ装置(28.8ton/y)

本技術研究センターでは、木質バイオマス発電を含む火力発電施設から排出される発電由来燃焼灰から未燃炭素を除去して高品位化するパイロットプラントを開発し、そこから製造された改質燃焼灰を使用して、従来のコンクリートよりCO2排出量を80%低減する低炭素コンクリートを外部研究機関(海外含む)と共同で研究開発することを目的としています。

特に北九州市フライアッシュ利活用研究会を中心に北九州市内企業との連携を相互に構築し、本技術開発により低炭素コンクリートを北九州市内公共工事へ適用して社会実装を目指します。さらに、今後、アジア地域では、コンクリート使用量の増大が予想されるので、本技術をアジア地域へ技術移転し世界レベルでCO2排出量の抑制に貢献したいと考えています。

  1. 木質バイオマス燃焼灰のリサイクル用途の類型化
  2. 発電由来燃焼灰改質パイロットプラントの開発
  3. 低炭素コンクリートの構造特性評価
  4. 北九州市内での低炭素コンクリートの実用化FS
  5. 改質技術のアジア地区移転の可能性調査
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